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ホームオブハート(MASAYA)が「自分を見るセミナー」と称して行ったことが、どんな内容で、どんな結果をもたらしたのか、その実態が本当によくわかります。
Toshlさんと場面は違っていても、私たちも同様の被害体験を共有していますので、この本に書かれた言葉のひとつひとつから、私たち自身の現実の体験が生々しくよみがえります。この体験を文字にすることは、ToshIさんにとって、とても苦しい作業だったはずです。
この手記には、団体に取り込まれるプロセス、セミナーでの体験に加えて、脱会のプロセスと苦悩も書かれています。
その中で、MASAYAこと倉渕透(今は名前を「MARTH」と変えています)が裁判の証言姿勢が、無様なものだったという話が出てきます。被害者の一人が起こした損害賠償訴訟の控訴審での場面です。
この裁判の1審での判決文(2007年2月)を当サイトに掲載しています。ぜひお読みください。(控訴審では言葉遣いは少し変わりましたが、1審判決同様の内容が認められています。) 当時の裁判官の洞察力と、真実を見る目の確かさを確認することができます。
⇒ ⇒ (英語)
判決は、ToshIさんがMASAYAらから受けたのと同様の行為を、「およそ血の通った人間のやるようなこと ではないことも、また、論をまたないところである。」と断じています。
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